私の仕事は20歳の時に札幌の大手デパートの美術・貴金属部から始まりました。10年ほど籍を置いたのち、興味のあった西洋アンティークショップを開きたくて海外に買い付けにいくなどして夢を現実のものに致しました。そのアンティークショップの名前が『psyche(プシケ)』でした。

西洋アンティークショップを経営しながら、培った目利きをいかし宝石を手がけはじめましたところ、テレビショッピングなどへの卸業がどんどん忙しくなっていきました。
そのため本業であるアンティークの買い付けのための海外出張が不可能となりアンティークショップを事実上休止状態にして一時宝石分野に専念することに致しました。

しかし、超高齢化社会が進み生前に家族が大事にしていた美術品が壊れたまますてられたり、ゴミ同然に遺品整理業者に引き取られていくのをみていて昔取った杵柄ではないですが私のもっているガラス、陶芸品の修理技術がみなさまのお役に立つのではないかと思い北海道では珍しいそちらの分野にこの度力を入れる事にしました。

代表取締役 山下奉彦